関西の鉄道史

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ブログエッセイ

南海の新聞電車と女給電車【南海電鉄歴史紀行】

「女給」という響きには、どこか昭和を感じます。この言葉が生まれたのは、昭和ではなく大正時代のようで、宇野浩二の『苦の世界』(1918‐21)には「いっそのことカフエエの女給にならうかしら」という文章があります。それが全国区になったのは大正の...
歴史探偵千夜一夜

阪和線山中渓駅の怪【阪和線歴史紀行】

大阪と和歌山を結ぶJRの阪和線。天王寺駅を出発して大阪府側の最後の駅に、山中渓という駅があります。駅前には何もないことはなく、人家も点在しているものの、大阪府というカテゴリーの中ではかなりの秘境駅の部類となる場所に存在しています。駅舎は昭和...
ブログエッセイ

南海の激レア電車、白線急行を見に行く

現存する日本最古の私鉄、南海電鉄。和歌山方面や関西空港へのアクセスラインでもある本線と、高野山へのアクセスをほぼ独占している高野線を二本柱とした大手私鉄です。昭和の時代には野球チームを所有していたりもしていましたが、現在は大手私鉄の割には地...
歴史探偵千夜一夜

天王寺駅大阪環状線ホーム脇に残る謎の建造物【阪和線歴史紀行】

以前、(特に)阪和線の天王寺駅に残る私鉄時代の遺構を中心とした謎をブログに書きました。このブログはそもそもはてなブログでアップしたものですが、掲載当時は大変な反響を呼び、これを通して拙ブログを知った方も多いと思います。現在でも、書き主にとっ...
歴史探偵千夜一夜

大阪市立大学秘史-キャンプ・サカイと杉本町駅の謎の線路【阪和線歴史紀行】

大阪市立大学の戦後史は米軍による校舎接収から始まった。杉本町駅から米軍基地と化した大学へ伸びる一本の線路…そこから明かされる大阪市立大学秘話。
歴史探偵千夜一夜

龍神駅-堺の玄関駅の栄枯盛衰【南海電鉄歴史紀行】

南海本線にはかつて龍神という駅が存在していた。阪堺とも連絡し特急など優等列車も止まる堺の最強駅だったのだが、なぜなくなったのか。それの歴史をたどる。
歴史探偵千夜一夜

海道畑停留所-阪堺電車に残る廃駅

海道畑駅南海電鉄浜寺公園駅から徒歩約2分くらいの場所に、阪堺電気軌道の浜寺駅前停留場があります。阪堺電気軌道など正式名称で呼ぶ必要もなく、地元では「チンチン電車」で通用します。浜寺の次の駅は船尾なのですが、その駅間距離が「チンチン電車」の割...
歴史探偵千夜一夜

新阪堺線(大阪市電阪堺線)と幻の浜寺駅

大阪から堺を結んでいた新阪堺(のちの大阪市電)。その歴史と、時間の流れの中に消えた幻の浜寺駅を。
歴史探偵千夜一夜

南海電鉄浜寺公園駅-幻の5番線【南海電鉄歴史紀行】

南海本線の浜寺公園駅は、大阪府堺市にある南海本線の駅の一つです。地元民にとっては「浜寺公園」と聞くと何かえも言われぬお上品な香りがし、お年寄りの世代には潮の香りすらただよってきそうな、少し特別感がある駅でもあります。南北朝時代の後村上天皇の...
歴史探偵千夜一夜

紀和駅と駅名の由来-かつてここは和歌山駅だった

和歌山県和歌山市。かつてここには、「和歌山駅」がありました…いや今でもあるのですが、現在のJR和歌山駅のことではありません。南海電鉄和歌山市駅からJR和歌山駅まで、東西に一本の線路が走っています。地元住民か鉄道好きのお友達以外、使う機会はほ...
歴史探偵千夜一夜

姫路モノレール跡を訪ねる-高度経済成長の置き土産

姫路を走っていたモノレール姫路といえば、世界遺産にもなっている姫路城が世界的にも知られていますが、姫路駅と姫路城を結ぶ大通りの喧騒から離れたところに、高度経済成長の置き土産と言える遺物が残っています。姫路には、かつてモノレールが通っていまし...
歴史探偵千夜一夜

阪和電鉄の迷列車-直急【阪和線歴史紀行】

日本の鉄道は、海外に比べてかなりバラエティがあり、海外のコアなファンも予想以上にいます。海外では「鉄道マニア」でひとくくりに出来るものが、日本の社会学者が鉄道マニアをマジメに分類したら30種類以上に分かれてしまったことからも、日本の鉄道文化...
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