禁煙2ヶ月達成したから言える!禁煙のメリット&デメリット

禁煙2ヶ月サムネブログエッセイ
禁煙2ヶ月

禁煙して2ヶ月が経ちました。

さすがに2ヶ月も経つと、もうタバコを吸いたいなど全く思わないだろう。タバコを吸った経験がない人は、十中八九そう思うに違いありません。
しかし、そんな考えは甘い。

正直な気持ちを吐露すると、まだ吸いたい気持ちは全然残っています。少しでも気が緩むと、確実に手を出してしまうという、危なっかしい状況です。

ただし、その気持ちは以前と比べて非常に弱くなっています。

筆者
筆者

吸いたいな…

と仮に思っても、それはほんの1秒ほど。別のことを考えれば飛んで消えるほどにまで落ち着いています。禁煙1~3日目の、脳のCPU稼働率が「タバコ」で100%になる「吸魔地獄」と比較すると、今の「吸いたいな…」はそよ風にも及びません。

2ヶ月経っても吸いたいということは、まだ脳か身体がタバコを覚えているということです。
たとえば、喫煙者時代はブログ一つ書き終えると一服、というのが習慣となっていました。今も、ブログを書き終えて「公開する」を押す。すると同時にタバコを吸いにベランダに向かっていた癖を覚えていて、ついフラッとベランダに足が向かってしまう。

「はい、お薬のタバコの時間ですよ~」

脳のこの電気信号に気づいてしまうほどリアルです。
瞬間に我に返るのですが、その結果、タバコ吸いたい~!という気持ちだけが残留するのです。

しかしながら、2ヶ月経って余裕も出てきて、少しは偉そうなことが書けるかと。この間に禁煙してよかったと思えるメリットを整理していきます。

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禁煙のメリット・デメリット

時間が増えた

禁煙2ヶ月突破

時間は24時間。誰でも平等だけれども、1日が2~3時間増えた気がします。

私がタバコを吸う時間は、実際に測ってみたところ平均で約4分。1日に吸う本数を約30本として計算すると120分、ちょうど2時間。これは感覚的な「2~3時間増えた」ということと一致します。

ただ、私が感じた「2~3時間増えた」というのはただの錯覚で、1日24時間は絶対的に変わらないので、正しくは「タバコを吸っていた時間が手持ち時間となった」ということだけなのですけどね。

朝の目覚めが良くなった

禁煙して目覚めが良くなった

禁煙翌日くらいから自覚します。
朝のアラームが鳴った時に、反応が著しく違います。

禁煙前:
「あー、もうあと30分寝させて…いや、10分でもええから~」
と布団の中でグズグズしている。

禁煙後:
「シャキーン!(と飛び上がって)おはようございまぁ~す!\(^o^)/」

目覚めが全く違います。おまけに熟睡したのか、頭も身体もスッキリ。こんな清々しい目覚めは小学生以来かも!?
これは、逆に禁煙していた人が喫煙者に戻ると朝が非常に気だるくなったそうなので、間違いなく禁煙効果でしょう。

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お肌がきれいになった

禁煙してお肌が良くなった

これは、正真正銘私の手のひらです。今日の今日撮ったものなので、当然禁煙後のものです。何の変哲もない手のひらですが、禁煙前は荒れまくりのボコボコ状態でした。

喫煙者の手

これは私の手ではないイメージ画像ですが、喫煙時はこれに近い状態でした。
手の甲は割れて痛いは、掌の皮はめくれるは、それは無残な有様。自分でも酷いとは思っていたのですが、年齢のせいだろうと諦めていました。
禁煙して手の周辺が急に若返った事は予想外だったので、これは棚からぼた餅の儲けもの。あの荒れっぷりはタバコの影響だったのかと、自分の身体ながら目からウロコでした。

きれいになっただけではなく、ツルツルとモチモチ感も戻ってきています。言い過ぎでもなく、お肌年齢が10歳以上若返っている気がします。でも、老け顔はどうにもならないようです。それはDNAというより太ったせい(後述します…)やろな…orz

女性の喫煙は、妊娠した時の赤ちゃんに悪いのはもちろんですが、自身のお肌にも悪い影響を与えています。美容のためという理由で禁煙しても、かなりお釣りがくるはずです。
女性の喫煙者の方は、私の掌の「使用前、使用後」の写真を見てよーくお考え下さい。一考の余地はあります。そして、禁煙前の手の写真を必ず撮っておいて下さい。数ヶ月後に見比べると、まるで自分の手がそうじゃないように見えるかもしれません。

食欲が増した

禁煙したら食事がおいしくなった

「禁煙するとご飯が美味しく感じる」
ということを、よく耳にします。人によってはご飯一粒一粒の味もわかるようになったとか。私はそこまでは感じないのですが、醤油の減り具合がかなり鈍っているので、薄味になっているのでしょう。

タバコが習慣になっている人は、総じて口が寂しいという人もけっこういます。そういう人が禁煙をすると無性に口が寂しくなり、一時的に落ち着きがなくなり情緒不安定になります。
私は典型的な口が寂しいタイプ。タバコは止めたものの、そのエネルギーがすべて食い物に注ぎ込まれ、ちょっとした過食症に陥りました。口が寂しい=口に精神を依存していたと解釈してもいいでしょう。

もう一つの禁煙あるあるは、ほぼ必ず太るということ。ご飯が美味しいからつい、という太るなら健全です。
悪性の「禁煙太り」は、口の寂しさを食い物で紛らわすタイプ。チューインガムや飴なんかの子供だましじゃ効きません。むしろ悪化するのみ。

この原因は、間違いなく「口唇欲求」の問題。これについては、本記事巻末にリンクを貼ったので読んでみて下さい。あなたも心当たりがあるかもしれません。

財布からお金が全然減らない

禁煙したら貯金が増えた

禁煙して最も視覚化できる効果、かつ禁煙してよかった感を最も満喫できるのがこれ。

禁煙アプリ

禁煙アプリのスクショを見てみると、赤枠の部分に
「もし禁煙していなかったら、タバコにいくら金をかけていたか」
も表示されています。
2ヶ月でほぼ4万円。1ヶ月で2万円換算なので、たかがタバコにそんなに金を使っていたのかと。1万円くらいならまだ目をつぶることができますが、2万円は…こりゃ使いすぎやわ。

タバコのお供には常にコーヒーなのですが、「タバコ&コーヒー」のコラボがまた最高なんです。このコンビがあればメシは要らん!というほど。喫煙者の皆さんは、今画面の前で深く頷いていると思います(笑)
しかし、タバコ一本だけのために喫茶店に入って数百円のコーヒーを飲む。できるだけド○ールやサン○ルクなどの安いところにはしていますが…ってそういう問題ではありません。
もちろん、家でも常にコーヒーなので常にコーヒー代がかかっていました。

タバコという葵の御紋によって止められなかったそんな状態が、禁煙ですべてなくなりました。禁煙してから、お出かけ以外はばったりと喫茶店に行かなくなり、ちょっと一服とコンビニにすら立ち寄らなくなりました。

この数字をベースに、1年間の「総金額」を計算すると。

20,000(円) x 12(ヶ月)=¥240,000

24万円で何ができますか?国内旅行ならどこへでも行ってらっしゃい、ヨーロッパも余裕で行けちゃいます。
さて、この金額を捨てるほど自分は経済的に余裕があるのか?答えはNo。やはり禁煙してよかった。

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性欲が戻った

禁煙したら性欲が

正直なところ、最近は年齢のせいもあって性欲が徐々に減退し、禁煙前はほぼゼロでした。性欲ゼロというと仏陀か聖人君子に見えますが、ただの自然去勢されたオスです(笑)

しかし、禁煙した途端、内々からマグマが吹き出すかのように、性欲が戻りました。
恥ずかしいのであまり詳しくは書けないですが、一時は過去の思い出となっていた朝勃ちが見事に復活したりすると、禁煙スゲーと感動します。まるで高校生くらいに戻ったかのようです。
ただ、この効果は2週間ほど。それ以後は次第に落ち着きます。

この禁煙すると性欲が戻る(あるいはアップする)は、みんな恥ずかしいのか、狭いコミュニティの禁煙サイトではほとんど書かれていません。
しかし、5ちゃんねるなどの匿名掲示板では3~4人に1人くらいの割合で書かれています。けっこう実感があるメリットなのでしょう。

「メンソールのタバコを吸うとED(インポテンツ)になる」
という都市伝説は、喫煙者なら一度は聞いたことがあるでしょう。
所詮都市伝説だと高をくくっていましたが、禁煙して性欲が戻った実感が溢れてている今、これまんざらウソでもないかもしれません。

胸を張ってスタバに行けるようになった

禁煙したらスタバに行けるようになった

スターバックス、略してスタバ。言わずと知れたコーヒーショップです。今やあまりにありすぎて空気的存在になりつつありますが、日本進出時はある衝撃をもって迎えられることとなりました。

その理由は…「完全禁煙カフェ」ということ。
そんなの当たり前やん?とお思いでしょうが、スタバはその魁でした。それまでは喫茶店でタバコ吸えるのがデフォルト、吸われへんてどういうことやねん!と、20数年前のスタバは喫煙者からゴキブリを見るような目で見られていましたから。

喫煙者の頃は、当然ながらスタバなんて論外でした。あんな禁煙カフェなんて絶対行かねーと高をくくっていましたが、禁煙した今は逆に入り浸り。人間、わからないものです。自分でさえこれなんだから人を理解するなんて…ね(笑

たかがスタバに躊躇するって何やねんと、非喫煙者には理解できないと思います。しかし、私にとっては大きな一歩であり、生活の変化。スタバ一つでライフスタイルが変わったと言っても言い過ぎではありません。

集中力がかなり増した

予想もしなかった禁煙効果がこれ。
喫煙していた頃は、一つの作業を済ませる度に一服を繰り返していました。洗濯しようと動く前に一服、洗濯物を洗濯機に入れボタンを押して一服。そして洗濯物を外に干し完了の一服。
私の場合は少し極端かもしれませんが、一つなにか行動を起こす、または起こそうとする度に、まず一服が習慣になっていました。

タバコの主成分のニコチンは、体内に入ると5秒で脳に達すると言われています。
脳に達すると興奮させたり鎮静させたり、様々な化学効果をもたらすのことがわかっていますが、その効果は長くても30分しか持ちません。30分ほど経つと、俗に言う「ニコチン切れ」でソワソワし出し、それがイライラとなります。
最後は居ても立ってもいられず、タバコを吸って「ニコチン補給」となるのですが、集中力もニコチンにコントロールされるため、ニコチン切れがイコール自分の集中時間となるのです。

禁煙したらどうなるか。
最初の2週間ほどは、ニコチンを脳が覚えているので終始「ニコチンアラーム」が脳内で鳴りっぱなし。集中力も散漫となり、イライラも募ります。ただし、イライラもピークはやはり「魔の72時間」こと2~3日目くらい。それを越えると頻度も程度も徐々に下がっていきます。
なお、チャンピックスなど保険適用の禁煙薬を服用すると、この苦痛が非常に和らぐ、人によってはゼロといいます。自信がなければ禁煙外来に飛び込むのも手です。

2週間くらい、鳴り続ける「ニコチンアラーム」をかわし続けると、今までニコチンに依存してきた脳の働きが回復するのか、集中力が急に伸びてきます。
喫煙時は椅子に30分座っているのも辛かったのですが、今は気づいたら2~3時間座っている状態です。当然、イライラもしません。

これは、仕事面で効果てきめん
今までは、長くても1時間おきに「ニコチン補給」をしなければならなかった身体でした。必然的に席外しとなり、「ニコチン補給」という名の休憩となります。(席外しが多いという意味で)タバコ吸いすぎと会社の人に注意されることもあったのですが、それが禁煙でなくなることによって、うざさもなくなるという相乗効果。

喫煙時は集中力アップの名目で一服していましたが、その集中力を削っていたのはそのタバコ自身だった…なんという皮肉か。

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