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歴史探偵千夜一夜

東京から敦賀を走ったボートトレインー欧亜連絡国際列車

2025年3月、敦賀港駅が140年の歴史に幕を下ろしました。鉄道駅としては、2019年に一足早く廃駅となったのですが、その後もJR貨物のコンテナ集積場「つるが港新営業所」として営業を継続していました。が、それも今年3月で業務終了となったわけ...
戦争遺構をゆく

【神戸の戦争遺構】神戸郵船ビルに残る機銃掃射の弾痕

神戸郵船ビルは、大正7年(1918)に日本郵船神戸支社として建てられた、今年で築101年の重厚な建物です。1994年に大改築された際に耐震補強も施されたのですが、完成した途端に阪神・淡路大震災。もしこれがなければ、前述の海岸ビル同様全壊して...
遊郭・赤線跡をゆく

信太山新開地(大阪府和泉市)|遊郭・赤線跡をゆく|

「信太山」と聞いて読者の皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。自衛隊に風俗街。おそらくこの二つだろうと思います。自衛隊はおおっぴらに書くことができても、風俗街はなかなか公には語られません。しかし、「現役」にもちゃんと歴史がある。歴史がある以上...
遊郭・赤線跡をゆく

長浜南片町遊郭(滋賀県長浜市)|遊郭・赤線跡をゆく|

長浜は、言わずと知れた羽柴(豊臣)秀吉が初めて城主となり開発した町です。そんな長浜が今、あることで盛り上がっています。それはノーベル賞。2025年ノーベル医学・生理学賞受賞者の坂口志文氏はここ長浜生まれ。学校も地元の小中高を出て京大へ進んだ...
歴史探偵千夜一夜

朝鮮を走った暁の超特急「あかつき」

朝鮮を走った高速特急列車 「あかつき」「特急 あかつき」こう書くと、かつて関西〜九州(長崎・佐世保)間を結んだ寝台特急ブルートレインを想起する人が多いと思います。これも一度乗りたかったし、乗る機会もあったのだけど、乗れないままなくなってしま...
遊郭・赤線跡をゆく

阿部定がいた「大正楼」は本当に大正楼なのか? 京口新地の謎

兵庫県丹波篠山市にあった遊郭、通称「京口新地」にあった「大正楼」…とされる元妓楼。かの阿部定も娼妓として働いていたことで、一躍有名になりました。2025年10月撮影残念ながら崩壊の危険があると2019年に解体され、数年間の更地を経て現在はア...
遊郭・赤線跡をゆく

阿部定も働いていた遊郭 京口新地(兵庫県丹波篠山市)|遊郭・赤線跡をゆく|

篠山の遊郭の歴史関西の、どちらかというと内陸の奥地に属する今の丹波篠山市は、武家屋敷が現在でも残る観光の町。今は歓楽街とは無縁のせいか、遊廊とか赤線ってイメージが全く思い浮かばないですが、その昔、確かに遊郭は存在していました。今回は、そんな...
遊郭・赤線跡をゆく

旧洞泉寺遊郭川本楼(町家物語館) 第八章ーハートマーク(猪目)

奈良県大和郡山市にあった洞泉寺遊郭。またの名を「又春廓」その中に残るのが「旧川本楼」。大和郡山市が税金で買い取り残した遊郭の元妓楼で、現在は「町家物語館」として無料公開されています。ここの基本的な説明は、下記のアコーディオンの中に書かれてい...
遊郭・赤線跡をゆく

函館の「準遊郭」② 堀川新地|遊郭・赤線跡をゆく|

函館市立図書館デジタルアーカイブより北の国の港町、函館にはかつて、大森遊郭という、東京以北では最大規模の遊里が存在していました。最盛期の大正時代には娼妓700人近くを抱える、全国でも有数の色街として不夜城として栄えていました。が、そんな大森...
遊郭・赤線跡をゆく

水戸の色街物語② 大工町(茨城県水戸市)|遊郭・赤線跡をゆく|

水戸の老舗花街、大工町・泉町水戸市の中心部に、泉町・大工町という場所があります。水戸の古くからの花街は、下市(南部)の竹隈町と上市(北部)の大工町が存在しており、明治初期の記録にはすでに存在するので、江戸時代からあった歓楽街だったのでしょう...
歴史探偵千夜一夜

大阪にあった幻の歓楽街!「此花カフェー街」

USJや万博で大阪市内の中でも最も羽振りが良いと思う知らんけどな此花区。此花区役所がここにありますが、ずっと不思議に思っていたことがありました。筆者ここだけ区画がなんだかおかしくね??周りの区画と比べて、ここだけなんだか違う…怪しいと感じま...
歴史探偵千夜一夜

紀伊中ノ島駅の怪【阪和線歴史紀行】

阪和線の和歌山方面行きの電車が紀ノ川を越え、大きく右へ進路をとりそれがまた左へ曲がると、和歌山駅はすぐ近く。その前に、対面式ホームの小さな駅に停車します。その駅の名は紀伊中ノ島。紀伊中ノ島駅舎ー国鉄設計にあるまじき奇抜なデザインこれといった...
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