神戸の歴史

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歴史探偵千夜一夜

灘のタカバシー神戸港へのボートトレインも通った貨物線に架かった橋

JR神戸線(東海道本線)の灘駅から東へ少し歩いた公園に、ある橋が架かっています。一見、どこにでもある橋で、別にふつうの橋やんとスルーしがちです。ここは「灘のタカバシ」と地元から呼ばれる橋で、橋の下には旧灘駅、現在の摩耶駅から分岐していた臨港...
鉄道史

名士列車(17・18列車)−特急より豪華な急行

三ノ宮駅を出発する特急「燕」。阪急線のホームより戦前の東京から関西への列車といえば、特急『燕』や『鷗』がすぐに連想できるでしょう。今でこそ特急なんてコンビニ化して掃いて捨てるほど走っていますが、戦前は一生に一度乗れるか乗れないかの、名前の通...
歴史探偵千夜一夜

神戸港を走った「国際列車」ボートトレイン

現在、海外へ行くのは飛行機がメインですが、昔は、空の便もなきにしもあらずでしたが海(船)がメイン。そもそも海外へ行くこと自体が「洋行」といい、家族一族を巻き込むような大イベントでした。神戸港は天然の良港。世界の貿易港と同時に客船の主要寄港地...
ブログエッセイ

みんなで学ぼう!神戸の空襲

昭和の時代に行われた対米戦争で、日本の主要都市のほとんどが空襲を受けたことは、もはや解説する必要もありません。爆弾一つ落ちなかった都市の方が数えるほどしかないほど、日本中が爆弾で焼け野原になりましたが、その中でも最初に空襲を受けた都市の一つ...
ブログエッセイ

神戸駅近くで発見された昭和の遺物-『貯蓄報国』と戦争

2021年、日付が10月に入る頃、Twitterであることがホットな話題になっていました。JR神戸駅付近、JRの高架下にあった壁が解体されると高架を支える柱が剥き出しになったのですが、そこにはある言葉が書かれていました。21世紀の時代には全...
遊郭・赤線跡をゆく

神戸・福原遊郭で遊んだ外国人の客 |遊郭・赤線跡をゆく 番外編|

遊里史の調査のため、統計書を読む機会が多数あります。統計書、それはただ読むだけでは何の面白みもない無機質な数字の海。目的なしで読むと、こんな資料の何がどう面白いのか全くわけわかめな書物です。が、ある目的を持ちながら読むとあら不思議。その数字...
歴史探偵千夜一夜

【後編】『火垂るの墓』を血も涙もなく時代考証してみる

映画『火垂るの墓』はもちろんフィクションだが、史実と較べてみると面白いことがわかってくる考察。もう一つの『火垂るの墓』が見えてくる…
歴史探偵千夜一夜

【前編】『火垂るの墓』を冷酷に時代考証してみる

映画『火垂るの墓』のストーリーや兄妹の父にまつわるネットの俗説を、史実と一次資料を用いて考察する。
戦争遺構をゆく

【神戸の戦争遺構】神戸市立博物館に残る機銃掃射の弾痕

神戸市立博物館に残る戦争の跡神戸の中心地、三宮の旧居留地の中心にある市立博物館の建物は、もともと横浜正金銀行神戸支店として昭和10年(1935)に竣工しました。戦後も銀行として使われた後、神戸市が使用することになり、現在に至っています。銀行...
戦争遺構をゆく

【神戸の戦争遺構】三ノ宮駅ー機銃掃射で穴が開いた鉄橋

神戸大空襲や終戦からすでに70年を過ぎ、戦争は過去の本棚で眠りにつくことが多い出来事です。さらに1995年の阪神淡路大震災で、神戸が多大な被害を受け建て替えなどが進んでいます。阪神淡路大震災でも24年経ち疵きずを探すのは困難になってきたのに...
歴史探偵千夜一夜

神戸新開地の歴史-繁華街の賑わいのあと

神戸の繁華街の一つ、新開地。そこは戦前は神戸一の歓楽街として隆盛を極めた。戦後は三宮に押されその地位を譲ってしまうが、かつての勢いを取り戻そうという動きもある中、歴史をもう一度見直してみる。
歴史探偵千夜一夜

寂しき幹線の終着駅、神戸駅の歴史

神戸駅神戸駅です。兵庫県神戸市中央区相生町三丁目にある神戸駅です。そんなくどくど言わんでもわかっとるわい!と思うでしょうが、こう言わないといけない事情があります。実は、日本に「神戸駅」は現役だけでも3つあり、改称されたり廃駅になったものを入...
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