現在はホテルが2軒も建っているヤマダ電機LABI1なんば店の横のエリア。

ここは、かつては大きな平面駐車場でした。少し前の記憶がある人は、この姿を覚えている人がいるかと思います。
2019年10月頃、基礎固めのために地面を掘ってみたところ、おそらく誰も予想もしなかった意外なものが「発掘」されたことを覚えている方はいるでしょうか。


なんじゃこりゃ!!!
空の上から松田優作の有名なセリフが聞こえてくるような「遺跡」が。それも町のど真ん中に…。
果たしてこれは何時代のものか、いつのものか…江戸時代?いや平安時代か、いや数万年前の超古代文明…なわけないか。
こういう「遺跡もん」が大好物な私、こういうニュースには、自然と鼻息が荒くなってしまい、筆…もといキーボードを打つ手も少し弾んでいるように思えます。
荒ぶる鼻息を少し落ち着かせ、落ち着いてアップで見てみると、


どうやらレンガっぽいような、コンクリのような…?
外の箇所を見ると、確実に江戸時代以前のものではありません。レンガなら明治期、コンクリなら大正(初)期の建物の跡とみた。
それはいい。問題は、この建物が何かということ。そして、かつてここには何があったのか。「遺跡」が出てきたからには知りたくなってくる。それが人間が自然に備わっている好奇心というもの。
発掘されて半年以上経つので、既に現在公的機関による発掘結果が出てるものだと思いますが…私が古地図や文献から推理しちゃおう!
これが今回のブログ記事のコンセプトです。
難波とその近辺には、昔何があったのか。昔を振り返りながら謎の「遺跡」の正体に迫ります。