大阪の難波にある「なんばパークス」の南端、少し前の記憶がある人は大きな平面駐車場として覚えている人がいるかと思います。もっと具体的に言えば、「ヤマダ電機LABI1なんば店」の横、南海電車との間のスペースです。
そこに、タイ資本の「センタラグランドホテル大阪(仮称)」が作られるようです。
去年10月、このホテルの建設工事が始まり、基礎固めのために地面を掘ってみたところ、おそらく誰も予想もしなかった意外なものが「発掘」されたことを覚えている方はいるでしょうか。
画像提供:【速報】再開発しているなんばパークス南端から謎の遺跡が出土……(207様ブログ)
なんじゃこりゃ!!!
空の上から松田優作の有名なセリフが聞こえてくるような「遺跡」が。それも町のど真ん中に…。
果たしてこれは何時代のものか、いつのものか…江戸時代?いや平安時代か、いや数万年前の超古代文明…なわけないか。
こういう「遺跡もん」が大好物な私、こういうニュースには、自然と鼻息が荒くなってしまい、筆…もといキーボードを打つ手も少し弾んでいるように思えます。
荒ぶる鼻息を少し落ち着かせ、落ち着いてアップで見てみると、
画像提供:【速報】再開発しているなんばパークス南端から謎の遺跡が出土……(207様ブログ)
どうやらレンガっぽいような、コンクリのような…?
外の箇所を見ると、確実に江戸時代以前のものではありません。レンガなら明治期、コンクリなら大正(初)期の建物の跡とみた。
それはいい。問題は、この建物が何かということ。そして、かつてここには何があったのか。「遺跡」が出てきたからには知りたくなってくる。それが人間が自然に備わっている好奇心というもの。
発掘されて半年以上経つので、既に現在公的機関による発掘結果が出てるものだと思いますが…私が古地図や文献から推理しちゃおう!
これが今回のブログ記事のコンセプトです。
難波とその近辺には、昔何があったのか。昔を振り返りながら謎の「遺跡」の正体に迫ります。