あなたの知らない京都大学の「狂大」な世界

京都大学狂徒大学ブログエッセイ
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嘘か真か!?京大伝説

「吉田自由学園」こと京都大学には、数々の伝説が残っています。

(※吉田とは、京大キャンパスがある土地の名前)

①日本一偏差値の高いXX大会

大学の卒業式といえば、女子大生の袴姿など、こんな感じです。

東大の卒業式
(出典:東京大学卒業式 3000人が新たな門出 – フォトジャーナル – 産経フォト

東大の卒業式

試しに、「東大 卒業式」で画像検索をかけてみると、この通り、至って「ふつう」です。悪く言うと面白みは全くなし。

しかし、京大は一味違います。
「京大の卒業式のカオスっぷりがすごい」
私も一関西人として、京大卒業式の話は風のウワサに聞いていました。
しかし、いざググってみると…想像の斜めの、はるか上をいっていました。

京都大学の卒業式
京都大学の卒業式
京大の卒業式
京大の卒業式

ハロウィンやコスプレマニアのオフ会の画像を間違えて貼ったわけではありません。正真正銘の京都大学の卒業式です。個人的には、最後のテトリスが発想の斜め上で、深夜に大爆笑しました。これ、4人なのでちゃんと分割できます。
現場報告によるとコスプレ率は全体の10%ほど、つまり90%は「まともな服装」だそうですが、それでも10人に一人って他の大学に比べたら十分カオスでしょう。こんなのはまだ序の口。もっと知りたくなった方は画像検索してみて下さい。きっとロクな画像が出ないと思います。

このコスプレ卒業式、長らく京大の専売特許だったのですが、最近強力なライバルがあらわれました。それが京都市立芸術大学金沢美術工芸大学
どちらも芸術系大学なので、コスプレに関してはある意味こちらが本家。京大に負けてなるものか!とかなりの気合の入れよう。もはや「総本家」と互角に渡り合っています。

3月の京都観光は、京大と市立芸大の卒業式見物も追加しては如何でしょうか。とりあえず「すごいもの」が見れることは間違いありません。

②卒業式の傍らで

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そもそも、京大の全学部の留年率は平均2割。「阿呆学部」「パラダイス経済」と称えられる法学部、経済学部は、年によってはもっと多いのだとか。その理由は、「勉強しない自由」も完全保証のフリーダムさもさることながら、やはり単位を取るのが難しいようです。

ネガティブなイメージがつきまとう留年、それを笑いで吹き飛ばしてやるのが京大魂。卒業式の片隅でこんなものも行われています。

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留年式です。

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京大には、こんなものも存在します。

法学部の留年生の集まりである「法留会」です。残念ながら2018年のツイートがありませんが、是非ともツイートを再開して欲しいものです。

③入試当日がカオス

大学入試とくれば、受験生の緊張が伝播する厳かな空気の中行われます。

特に国公立大学の二次試験となると、センター試験をくぐり抜けた猛者たちが、3年間の努力の集大成を発揮するところ。ピリピリ度もMAXといったところでしょう。私の二次試験の時は緊張のあまり胃が痛み、途中の駅で吐いたほどでした。

しかし、おそらく日本でただ一つ、そんな雰囲気を笑い飛ばす大学があります。

言わずもがな、京大です。

京大入試当日
京大入試当日
京大入試当日

学園祭の写真が紛れ込んでいるわけではありません。れっきとした、京都大学二次試験(前期日程)の入試当日の風景です。当然、これらもほんのご挨拶程度です。

現役京大生の、真心づくしの歓迎(?)式典を行ってくれます。

2018年京大入試当日

2018年には、ついにカオナシまで現れました。受験生によるこの動画バージョンもあるのですが、撮影者は終始爆笑しておりました。笑いすぎて覚えた英単語が1000個くらい飛んでしまったことでしょう。

入試当日のカオスっぷりは受験生以外にも知られており、二次試験当日には明らかに受験生ではない人たちがも校内にあらわれます。「日本一部外者が多い大学入試会場」という声も聞かれます。個人的には、卒業式よりこちらを生で見に行きたいです。

④期末試験の秘密兵器

ドイツ語の期末試験のこと。
辞書は「持ち込みOK」だったのですが、そこは京大生、辞書のかわりに発想の斜め上をゆくとんでもないものを持ち込みました。

京都大学の変なところ

生ビールならぬドイツ人を持ち込んできました。

それだけでも「かなりヤバい」のですが、京大らしさはここから。ふつうの大学なら、そんなの規則違反だと教授が許すはずがありません。しかし、斜め上の発想に教授は笑ってOK。これが京大クオリティー。
テストに「ドイツ人」を持ち込んだ学生には、何のお咎めもなかったそうです。

⑤民俗学の授業…だよね?

大学には大なり小なり、「名物講座」と学生の間でウワサされている、伝説の講座があります。京大にも数々の「名物講座」があるそうですが、中でも伝説になってしまった講座があります。
その名は「民俗学 Ⅰ」。何の変哲もなさそうな講座です。

しかし、いざ授業に出てみると、その内容に驚きを隠せません。
講義は一時間ですが、その持ち時間をいっぱいいっぱい使い、次のことを熱烈講義したそうな。

1.寄せて上げるブラジャー

2.教授の学生時代の皿洗いバイト

これらの何がどう民俗学なのかわかりませんが、1時間みっちり熱く語る先生。これがTwitterで実況中継され大評判となりました。
しかし、ある発言がセクハラだと京大新聞で糾弾されてしまい、それ以来Twitterから「珍講義」の名を聞くことはありません。先生は少し古い人か、SNSの拡散力をご存知なかったようでした。まさかTwitterで実況中継されていたとは…と首をうなだれたとかなんとか。
教授自体は今でも京大に在籍中なので、もしかしてまだやっているのかもしれませんが。

⑦真偽不明、その他小ネタ集

・京大生は卒業後の進路が見えないというが、むしろ卒業すら見えない

・あまり出席すると手間が増えるから出席しないでくれという教授

・「おいしいカレーのつくり方」をテストに書いたら単位がでたという大学伝説は京大が発祥。翌年それを真似した学生は、「ジャガイモの刻み方が気に食わない」という理由で単位を落とした

さて、お次はちょっとマジメに(?)、京大が何故「変」なのかを私なりに考察していきたいと思います。

「狂大」をもっと知りたい方はこちら
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