
大阪の飛田新地。
遊郭時代の飛田新地の写真で、有名な絵葉書があります。

「弦歌の日夜絶えざる飛田遊廓」
と書かれたこの絵はがき、『大阪便覧』(大正15年刊?)にも掲載されており、ネットでも散見するので見たことがある人が多いと思いますが、飛田遊廓なのは絵葉書に書いてあるのでわかる。では写真の場所はどこか?
これが10年来の謎として私の中で消化不良となっていたのですが、偶然手にした資料で発覚することに。
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昭和初期に発行されたある本に掲載されていた、飛田遊廓の航空写真です。整然かつ規則的に並んだ妓楼の数々に「美」を感じるのは、私だけでしょうか。

その写真の中に、絵葉書の草垣が移っています。
これで場所が確定しました。

あの絵はがきは黄矢印の方向に撮られたものですね。

念のために、戦前の航空写真でも確認しました。
絵はがきの垣が大門前に確認できます。

黄線が遊廓の大門跡、絵葉書の草垣は赤丸の位置。絵葉書の写真は遊郭の大門前から大通りを写したものだったのです。わかって見ると実にあっけない。

木偶坊伯西
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